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ル・アーブル

ヨーロッパ  [フランス]
  • ユネスコが「オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」として市の中心部を世界遺産に

    ル・アーヴルは、フランス北西部の大西洋に臨む港湾都市。セーヌ川右岸の河口にあり、港湾の規模はマルセイユに次ぎ、大西洋岸ではフランス第1位の規模です。
    第二次世界大戦中ノルマンディ上陸作戦を契機に砲撃と空爆によって、街の8割が破壊され8万人の市民が住居を失いました。建築家オーギュスト・ペレがル・アーヴルの133ヘクタールに上る再開発地域を、コンクリートで斬新かつ機能的な街並みに蘇らせました。現在、町の中心に燦然と110メートル高さでそびえたつサン・ジョセフ教会の八角形の塔は、いわば町の復興の象徴です。2005年、ユネスコは「オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」として市の中心部を世界遺産リストに登録しました。